アイとフクロウ博士 Ⅴ アルツハイマー病になっても自分らしく生きる

前回の学びを終えたアイは、治療薬だけではなく「患者さんの心」について知りたいと感じていました。「フクロウ博士、薬で病気の進行を遅らせることは分かったけど、病気と向き合いながら『自分らしく生きる』には、どうすればいいんだろう?」

第1問 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んだり、働きが悪くなって生活に支障が出る状態をいう。この認知症の症状がある状態がどのくらい続くと「認知症」と診断されることが多いでしょうか?
A. 約1週間
B. 約1か月
C. 約6か月
正解:C(約6か月)

第2問 2022年時点で、日本の認知症の高齢者数はおよそ何万人と推計されていますか?
A. 約243万人
B. 約443万人
C. 約643万人
正解:B

第3問 2004年に「痴呆」という言葉が「認知症」に変わった理由は何でしょうか?
差別的な印象を避け、本人の尊厳を尊重するため。

第4問 若年性アルツハイマー病とはどのような病気ですか?
A. 子どもがかかるアルツハイマー病
B. 65歳未満で発症するアルツハイマー病
C. 高齢者にしか発症しないアルツハイマー病
正解:B

第5問 アルツハイマー病の人が「自分らしく暮らす」ために、看護師としてできる支援にはどのようなものがあると思いますか?
 本人のペースを尊重する、できることを一緒に見つける、安心できる環境づくりなど)

第6問 2024年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行された。この法律の目的として最もふさわしいものはどれですか?
A. 認知症の人を保護施設に集めること
B. 認知症の人を尊厳ある個人としてとらえ、共に生きる社会をつくること
C. 家族の介護負担を増やすこと
正解:B

第7問 同じ経験をもつ家族同士が支え合う「ピアサポート」は、社会全体の力にもなる。

第8問 「認知症の人と家族の会」は、全国47都道府県に支部があり、どこに住んでいても参加できる。「認知症の人と家族の会」の会員には、次のうちどの人たちが含まれますか?
A. 認知症の当事者本人
B. 家族
C. 専門職(医療・福祉関係者など)
D. 上記すべて
正解:D(上記すべて)

第9問 「認知症の人と家族の会」は、認知症の人を支援するだけでなく、家族も支え合う場である。
〇( 家族同士が悩みを共有し、励まし合い、孤立を防ぐ大切な役割を担っている。)

第10問 この会の目標として最もふさわしいものはどれですか?
A. 認知症の人を隔離して保護する社会をつくること
B. 認知症の人になっても安心して暮らせる社会をつくること
C. 認知症を完全に治すための研究を行うこと
→ 正解:B

第11問 あなたが看護師として、認知症の人やその家族に寄り添うとき、どんな言葉がけや姿勢を大切にしたいですか?
「できること」を尊重する・否定しない・安心感を伝える・家族にも労いの言葉をかける。

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